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東北ずん子の痛 Suica を作ってみよう (完結編)

前回までのあらすじ

痛 Suica を作ろうとして会社のプリンタを買い直した。

というわけで、プリンターが届いたので作業を再開する。

new_printer_2013_1227

というか届いたプリンターを見て「最近のプリンターは安いのに色々と機能が付いててスゲー」と思ったり「こんなに安くて大丈夫か?」とか思ったりした。

で、セットアップを終えてから前回に作った痛 Suica のシートを印刷してみる。

suica_printed_2013_1227

いい感じです。
ちなみに同時刻の同僚はプリンターで回路パターンを印刷し、さっそく感光基板を作ってました…。うーん、ここでゲーテの表現を借りるなら

「感光基板を作る社員のとなりで 痛 Suica を作る社員がいてもいい。それが自由というものだ」

とか思ったりしました。
まぁ、作業を進めます。あとは、このシート(A-one 品番: 29281) を Suica に貼り付けてラミネートフィルムを貼り付けたらおしまいです。このあたりの手順は下記ページを参考に行いました。

痛Suicaの作り方
http://itaicard.com/%E7%97%9Bsuica%E3%81%AE%E4%BD%9C%E3%82%8A%E6%96%B9/

で、できたものがコレ。(実は微妙に気泡が入ってしまっています)

zunko_suica_2013_1227

前回からの作業も含めると色々と試行錯誤しましたが、それっぽく出来上がりました。今回の作業で得られた教訓としては

  • 簡単だと思っていることでも、実際に試しておいたほうが良い。
  • 新しいことをやると知識が増える。
  • フリー素材は人を動かしうる。

などでしょうか。
この知見は以降の業務でも生かしていきたいと思います。

東北ずん子の痛 Suica を作ってみよう (挫折編)

この記事では「せっかくだから 痛 Suica でも作ってみるか!」と思って作り始めた結果、色々と試行錯誤することになった様子を紹介できれば、と思います。

まず、テーマを探しました。せっかくなので「東北ずん子」で。
探すと、幾つかの候補が見つかります。

画像をダウンロードしたら、まずは印刷したときの大きさが Suica と一致するかを確認するために、印刷してみます。

suica_too_large_2013_1225

はい。大きすぎますね。
確認したところ「画像をフレームに合わせる」にチェックが入っていたのが原因でした。orz
気を取り直して、チェックを外して印刷してみます。

suica_too_small_2013_1225

うん。今度は小さすぎるかな!
何か原因があるように思うのですが、よくわかっていません。なので画像を拡大して対応しました。あと、Suica の絵を印刷する A4 のシートに1枚しか印刷しないのはもったいないので、いくつかの画像を配置して印刷してみます。

suica_gray_all_2013_1225

なんか、いい感じ。
(画像を複数ならべるのは Excel に画像を貼り付けることで実現しています)

ただ、プリントした画像を定規で測った結果、実物よりも少し小さかったので、印刷する画像を拡大して対処したりしました。プリンタの設定を変更してサイズ調整するのが良いのだと思いますが、 あきらめました。(設定方法がわからなかった!)

で、実際に Suica に貼るためのシートに印刷するために、カラーで印刷してみたところ、こんな感じに。

suica_color_2013_1225

ぱっと見よさそう。
と思ったものの、よく見ると…

suica_color_clip_12013_1225

単色のはずの緑の面が、かすれてる…。

この問題はプリンタ側の問題のようです。プリンタのヘッドクリーニングをしても改善されないので、同僚と相談した結果プリンタを新規に購入する方針になりました。印刷したパターンを感光させて回路基板を作るときにも困るしな。以下、プリンタを注文する前の社長から許可をもらったときの会話。(社員は全員で 10 人くらい、だっけ?)

私「あ、(社長) さん。プリンターなんですけどー、インクの出が悪くてエッチングで回路基板をつくるときとかに不都合があるんで、新しいの買ってもいいですか?」
社長「おう、いいよ。必要なら遠慮なく買って」

というわけで、社長に了承を取ったので遠慮なく注文した。
プリンターが届いたら作成の続きをしようと思う。

簡単だと思っていたことでも、実際にやってみると色々ある。ということが理解できただけでも有意義だった。