このゲームには「プロローグ」「デバッグを始めるのデス!」などのステージがあり、ステージごとに
という情報で構成されます。
このステージの定義は scenes.yaml で定義されています。
scenes.yaml
scenes:
- name: scene
title: 'シーンの作り方'
enter_scene: 'scene_enter'
- name: map
title: 'マップの作り方'
map: 'map_01'
stage: 'stage_01'
enter_scene: 'map_enter'
exit_scene: 'map_exit'
- name: unit
title: 'ユニットのパラメータ調整'
map: 'map_02'
stage: 'stage_02'
enter_scene: 'unit_enter'
exit_scene: 'unit_exit'
- name: template
title: 'ステージの例'
map: 'map_03'
stage: 'stage_03'
enter_scene: 'template_enter'
exit_scene: 'template_exit'
scenes.yaml におけるステージごとの情報は以下のようになります。
- name: map # 識別子、ステージごとに異なる名前にする必要がある
title: 'マップの作り方' # タイトル画面に表示される名前
map: 'map_01' # バトルのマップ情報を定義したファイル(省略可)
stage: 'stage_01' # 敵パラメータ情報を定義したファイル(省略可)
enter_scene: 'map_enter' # バトル前シナリオを定義したファイル
exit_scene: 'map_exit' # バトル後シナリオを定義したファイル(省略可)
ステージ数を増減させるには、この scenes.yaml を編集してください。
enter_scene, exit_scene についてはこの次の「シナリオ」で説明します。
map, stage については
マップ作成,
ユニットのパラメータ変更 で説明します。
シナリオの書き方について説明します。
シナリオはファイルごとに作成し、ファイル名を scenes.yaml に記述します。
- name: map
title: 'マップの作り方'
map: 'map_01'
stage: 'stage_01'
enter_scene: 'map_enter' # シナリオとして scenes/map_enter.txt を読み込む。
exit_scene: 'map_exit' # シナリオとして scenes/map_exit.txt を読み込む。
scene/scene_enter.txt
# 音楽再生を開始して、画面をフェードインする。
Music.Play 'scene', 0.1, 1.0s
Scene.FadeIn 1.0s
Scene.Wait 1.0s
SkipButton.Show
# クエリちゃんを表示する。
Model.Show
Model.ChangePose 'Hello', 'Smile'
# メッセージ欄を表示する。
MessageFrame.Show
MessageFrame.Name 'クエリちゃん'
MessageFrame.Text 'こんにちは、クエリです!'
Model.ChangePose 'Idle', 'Default'
MessageFrame.Text '今から、ゲーム用のDLCの作り方を紹介していきマス。'
MessageFrame.Text 'このシーンを見ているということは、DLCを選んで実行する方法はわかっているようですネ。'
MessageFrame.Text 'みなさんも、このようなDLCを作ることができるのデス。'
Model.ChangePose 'Armcrossed', 'Blink'
MessageFrame.Text '詳しいことは配布サイトのDLC用ドキュメントを見てくだサイ。'
Model.ChangePose 'Hello', 'Smile'
MessageFrame.Text '次のシーンではマップの作り方を説明します!'
Music.Stop 1.0s
Scene.Wait 1.0s
シナリオのテキストは1行ずつ順に処理されます。
シナリオのタグの意味は
scenario_tag.txt およびゲームで使われている実際の scenes/ フォルダ以下のファイルを参考にしてください。
シナリオファイルは、ゲーム中でシナリオ表示中に F5 キーを押すと再読み込みされます。シナリオを編集したら F5 キーを押して動作を確認しましょう。 また、シナリオは右上の 'Skip' ボタンを押す以外にも S キーを押してもスキップできます。
(バトルは P キーを押すとスキップできます)
シナリオが作成できたら、バトル用のマップ作成とユニット情報の設定を行いましょう。