Linux 環境での SH7045F 用プログラム開発

きっかけ

私はやる気な人なので、「このツールを買って使え!」的な Wind○ws 環境でプログラムを作るよりは、「無料でいいけど、責任もサポートもしないよ」的な Linux 環境でプログラムを作るのが好きです。で、そんな私が研究の関係上、SuperH シリーズの SH7045F (SH2) の評価キット使うことになりました。が、キットに付属していたコンパイラは Windows 用のもので、Linux では使えなかったのです。

しかし、Linux 環境でも、SuperH 用のコンパイラを構築し、ばんばんプログラムを作る方法があるらしいのです。
このページでは、そんな方法、つまり Linux 環境で SH7045F のプログラムを作成、実行する方法を説明していきます。

どうやって?

SuperH のような、組み込み系 CPU でプログラムを開発する場合でも、プログラムをコンパイルして、それを実行する、という開発の基本プロセスは変わりません。異なるのは、実行用のプログラムのコンパイルをするときに特殊な知識(アセンブリ等)が必要だったりとか、プログラムを実行するためには CPU のアーキテクチャ(割り込み等)の知識が必要だったり、というくらいです。
とはいえ、そのあたりが組み込み系開発の敷居を高くしているとも言えます。ですので、SH7045F を例に、実際に組み込み系の開発を行ってみましょう。以下のリンクでは、SuperH 用のコンパイラを作るあたりから、コンパイル方法、及び作ったプログラムをどうやって CPU で実行するかを順番に説明しています。

この文章が、誰かの役に立てば幸いです。

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