このプログラムは、北陽電機製の測域センサ
URG の測定データを眺めるためのツールです。
- 測定データの閲覧、記録
- 測定データに再生
- データ表示範囲、拡大率の変更
といったことができます。
実行時に使用できるオプションは、
にて確認できる。
例えば, /dev/ttyACM0 デバイスに対して URG が接続されている場合、
% ./urgView --urg_port=/dev/ttyACM0
となる。
実行結果は以下の通り。
測定データの観測例 (前方はカーテン)
起動したアプリケーションに対する操作は以下の通り。
- 終了 ... 右下のボタンをクリック, Ctrl-Q, Alt-F4
- 拡大、縮小 ... 画面右のボタンをクリック, ホイールの前後、キーの '9', '0'
- 表示位置の移動 ... マウスによるドラッグ, カーソル
- 表示位置を初期位置に戻す ... リターンキー
- スペース ... 一時停止
となる。
通常、実機実行を行うと、urgView は logfile.xml というファイルを出力する。これは実行時の測定データを記録したもので、起動時に -p オプションを使うことで、このデータを再生できる。
この機能は Monitor ライブラリが提供する機能を用いたもので、同じデータで何度もプログラム実行を試行するための仕組みである。
以上。