というフォルダが生成されます。プログラムのコンパイルに必要なのは、 lib/vxv2.lib というファイルと include/ フォルダ中の *.h です
今回は、なるべくシンプルに。ということにし、Visual Studio .NET 2003 の「プロジェクトの新規作成」にて 「Visual C++ プロジェクト」中の「 Win32 コンソール プロジェクト」を選択します。
プロジェクト名は followLine とし、「アプリケーションの設定」のときに「空のプロジェクト」を選択します。
「コード生成」のランタイムライブラリは、「マルチスレッド DLL (/MD)」にしておく必要があります。これは、SDL で提供されるライブラリが、マルチスレッド DLL 形式なためです。
ソースプログラムとしては, vxv_tools-2.X.X/example/runCtrl/cpp/followLine.cpp を使いましょう。「既存項目の取り込み」等でプロジェクトに cpp ファイルを追加して下さい。
ここで、vxv2 のライブラリを使用するため、コンパイル時に vxv2.lib と include/ を利用するようにプロジェクト設定を更新します。その場合の「プロジェクト」->「followLine のプロパティ」の設定を更新する箇所は以下の2つです。
以下に、先のライブラリのコンパイル時に生成された vxv2.lib と include を followLine プロジェクトの1つ上のフォルダにコピーした場合の設定画面を示します。
追加インクルードパスを指定
追加の依存ファイルを指定
上記の設定を行うことにより、プログラムのコンパイルが確認できます。
#define HAVE_LIBSDL 1 #define HAVE_LIBSDL_NET 1 #define HAVE_LIBSDL_TTF 1
ライブラリの構築が成功すれば、vxv_tools-2.X.X/vc/ 以下に、include/, lib/ というフォルダが生成されます。このライブラリを利用するときには、vxv2 の include/, lib/ と SDL_win32 の include, lib/ をプロジェクト設定に追加する作業が必要です。
また、exe ファイルのあるフォルダに、SDL.dll, SDL_net.dll, SDL_ttf.dll の配置も必要になります。(\WINDOWS\system32 への配置で代用可能)
!!! 現状では、vxv_tools-2.X.X/src/utils/c/*.h を手動で vxv/include/ にコピーする必要がある。しておかないと、サンプルのコンパイル時に math_utils.h がない、とか言われる。修正予定
くらいです。
!!! サンプルの作り方、実行方法については、もう少し補足する
SDL がない、って感じの警告が出た場合の対処法について、
!!! systemXX あたりに SDL.dll をコピーするか、configure を実行するフォルダに コピーする。
win32-dependencies.zip を展開すると、prebuild というフォルダができる
!!! 接続ポートの指定方法
!!! SDL をインストールした場合の注意
!!! 接続ポートの指定方法