私は鶏の唐揚げが好きなので、おいしい唐揚げの作り方を模索していこうと思います。
料理の再現性を高めるため、まずは調理の記録をできるシステムを導入します。
用意したもの
- 手鍋、油、などの唐揚げセット
- 油の温度を計測するための温度センサ(K型熱電対温度センサモジュール)
- https://strawberry-linux.com/catalog/items?code=12388
- 投入した肉の重さや油の重さを測るための測り
実施すること
- 使用する油の量、鶏肉の量を計測する
- 唐揚げの作り方を参考にしながら調理する
- 調理中の油の温度を秒ごとに計測する
- 食べる
実施例の紹介
K型熱電対温度センサモジュールの先が油に触れるようにして計測します。
例えば、油: 460g, 肉: 290g で唐揚げを作ったときの温度は、こんな感じに計測できる。
このグラフの左側のトンガリが、油の温度が 180 度になったときに肉を投入して 1分30 秒ほど揚げて、右側のトンガリが肉を4分寝かせた後に 30 秒ほどの二度揚げの様子を示している。
このグラフから、肉を投入してからは油の温度が下がり続けているのがわかる。 以前から「多めの油で調理しましょう」って良く言われるのにはこういう理由があるんだと理解できた。
火加減は揚げている最中は変更してないので、肉に移動した熱量とかの計算もそのうちしてみたい。
感想
- タイマーで計測しながら調理するのは割と大変
- 鶏肉を油に投入するあたりは、将来的には機械化したい
- おいしい。 おいしい。
- 鶏肉を入れると、油の温度が下がるのがわかるのは発見だった
今後の予定
今回はシステムの全体的な流れを紹介しました。
今後は、記録した油の温度データを用いて「20 秒後に鶏肉を投入しましょう」とかのメッセージ表示ができるようにするあたりの考察をしようと思います。
このシステムについての情報は、以下のプロジェクトで管理しています。
https://bitbucket.org/satofumi/fried_chicken